スーパーバリュー/売上13.4%増、当期利益84.3%減
2010年07月13日 / 決算
スーパーバリューが7月13日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高119億6000万円(前年同期比13.4%増)、営業利益2億2000万円(37.0%減)、経常利益1億8300万円(41.2%減)、当期利益2500万円(84.3%減)となった。
既存店の売上高は前年同期並み(0.1%増)を確保した。売上高を事業部門別にみると、SM事業部の売上高は88億2800万円(18.9%増)、HC事業部の売上高は31億3200万円(0.4%増)となった。
利益面では、低価格競争の継続やポイント値引き・換金により売上総利益率が低下したことに加え、今後の新店要員の早期確保や本格的な新卒採用活動にともなう新入社員の入社による正社員数44名の増加(前期末比)、簡便法から原則法への変更による退職給付費用400万円が増加した。
さらに、新規出店した志茂店(東京・北区)の出店一時経費2200万円などの経費増のほか、志茂店については月初の出店予定が月末に変更となったことによる店舗損益の悪化などの要因により、営業利益は37.0%減、経常利益は41.2%減となった。
退職給付債務と費用の算定方法変更にともなう期首差額1億2200万円、固定資産除却損800万円をそれぞれ特別損失として計上したことにより、当期利益は2500万円(84.3%減)となった。
通期の業績は、売上高503億6000万円、営業利益11億4500万円、経常利益9億8000万円、当期利益4億9000万円の見通し。