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ロイヤルHD/機内食、ホテル事業が利益に貢献

2010年08月01日 / 決算

ロイヤルホールディングスが7月30日に発表した2010年12月期の第2四半期の業績は、売上高525億1600万円(前年同期比4.3減)、営業利益2億4600万円(6.3倍)、経常利益2億7700万円(84.2%増)、当期利益6300万円(前年同期は2億600万円の損失)となった。

特別損益として、受取補償金1億2600万円、固定資産除売却損1億7000万円を計上し、法人税など2億3200万円と少数株主損失4800万円を計上した。

外食事業は、首都圏を中心に各種業態で来客動向は持ち直しつつあるものの、地方都市店舗の回復の遅れや前期における不採算店舗閉鎖の影響などにより、売上高は414億8900万円(7.8%減)、営業利益は9700万円(58.9%減)となった。

機内食事業は、国内線への搭載は依然として低調に推移しているものの、アジア方面路線を中心とした国際線への搭載が堅調に推移し、売上高は30億1300万円(8.8%増)、営業利益は4億600万円(37.2%増)。

ホテル事業は、予約販売方法の拡充や法人向け営業の強化といった営業施策を実施し、既存ホテル
の客室稼働率が回復基調であることに加え、前期に開業した青森、秋田、成田、鹿児島の4ホテルも概ね計画通りに進捗していることから、売上高は65億6000万円(18.5%増)と伸張し、営業利益は2億3500万円(前年同期は1億5000万円の損失)となった。

通期は売上高1075億円、営業利益19億円、経常利益20億円、当期利益1億円を見込んでいる。

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