流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





マックスバリュ中部/2-7月の営業利益83.5%増、経常利益2.2倍

2010年09月09日 / 決算

マックスバリュ中部が9月9日に発表した2011年1月期第2四半期決算によると、売上高は576億1000万円(前年同期比0.6%増)、営業利益5億6600万円(83.5%増)、経常利益6億8600万円(120.0%増)、当期利益1億5000万円(794.9%増)となった。

イオングループITの導入などを進め、7月末までに31店舗で新レジシステムへ更新した。連結子会社デリカ食品と連携し、業務の効率化と生産性の向上を図った。

4月にマックスバリュ津城山店(三重県津市)を開店。既存店舗の活性化では地域特性を加味した品揃えへの見直しを実施した。既存店売上高は0.2%減(当初計画は1.0%減)となり、既存店客数は3.6%増、既存店客単価は3.7%減となった。

依然として1品当りの平均単価は低下(既存店が2.7%減)しているが、低価格政策に加え、昨年12月から全店舗に導入したイオンの電子マネーWAON(ワオン)による顧客の囲い込みが客数増加に寄与し、既存店売上高は当初計画を上回った。

商品小売業の売上高は561億4900万円(0.6%増)、営業利益は4億100万円(93.7%増)となった。消費者の低価格志向は根強く、引き続き客単価は減少したが、新規開店した店舗が売上高に寄与し、既存店客数も前年度を上回った。

不動産等賃貸事業の売上高は14億6000万円(0.2%増)、営業利益は6億2500万円(3.7%増)となった。テナントの退店と賃料減額による影響があったが、増益を確保した。

通期は売上高1172億円(0.2%増)、営業利益19億9000万円(0.3%増)、経常利益20億4000万円(1.1%増)、当期利益4億2000万円(1.4%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧