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松屋フーズ/3月期は販管費減少で営業利益83%増

2011年05月09日 / 決算

松屋フーズが5月9日に発表した2011年3月期決算は、売上高702億2100万円(12.5%増)、営業利益46億7300万円(83.5%増)、経常利益47億200万円(86.4%増)、当期利益21億7700万円(112.1%増)となった。
売上高は、既存店が7.2%増となり、それに加え前年度以降の新規出店による売上増加分が寄与したことにより増収となった。売上原価率は、牛めし値下げキャンペーンの影響などで、前年同期の32.2%から32.6%と上昇した。
販売費・一般管理費は、売上高に対する比率が前年同期の63.7%から60.7%となった。人件費の売上高に占める割合が、店舗における生産性向上の取り組み等により、前年同期の33.7%から32.3%と改善したことに加え、売上高の増加などにより家賃などの固定費の相対的な比率が低下したことにより、人件費以外の経費の売上高に占める割合が前年同期の30.0%から28.4%と改善した。
重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高に対する比率は、前年同期の65.9%から64.9%へと改善した。
来期は売上高744億4000万円(6.0%増)、営業利益47億8000万円(2.3%増)、経常利益47億3000万円(0.6%増)、当期利益22億1900万円(1.9%増)の見通し。

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