イエローハット/3月期の売上高4.7%増、営業利益86.8%増
2011年05月12日 / 決算
イエローハットが5月12日に発表した2011年3月期決算によると、売上高948億9200万円(前年同期比4.7%増)、営業利益44億1400万円(86.8%増)、経常利益51億9100万円(74.5%増)、当期利益29億1000万円(76.5%増)となった。
前期のETC車載器特需の反動はあったものの、猛暑や大雪によるバッテリー・季節商品等の販売増や2011年7月のアナログ放送終了に伴う地デジチューナー・地デジチューナー内蔵ナビゲーションの販売増、高速道路料金割引制度の継続等によるロングドライブ増加に伴うメンテナンス需要増があった。 グループでは、引き続き主力商品であるタイヤを中心とした消耗品の販売強化に注力したほか、車検・ポリマーコーティング等のカーメンテナンスメニューの推進を強化するとともに、レンタカー事業の店舗導入を推進するなど、店舗収益力の向上を図ってきた。
なお、東日本大震災により、同社グループでは東北物流センターと一部の施設・店舗において被害が発生したが、グループの業績に重大な影響はなかった。
来期の業績予想は、売上高1000億2100万円(5.4%増)、営業利益45億3600万円(2.8%増)、経常利益53億1200万円(2.3%増)、当期利益29億7400万円(2.2%増)を見込んでいる。
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