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J.フロントリテイリング/1月度は大丸8.4%減、松坂屋12.2%減

2009年02月02日 / 月次

J.フロントリテイリングが2月2日発表した2009年1月度売上速報によると、店舗別でみた売上高は、大丸の百貨店事業全体では8.4%減となったほか、松坂屋の売上高は12.2%減だった。大丸直営店は前年同月比で7.4%減となった。

大丸は、ギフト処分セールなどの催事や福袋の販売が順調だったが、主力のクリアランスセールが婦人・紳士服ともに苦戦し、高額商品の動きも鈍化した。直営店では、心斎橋店が食料品は好調だったが、婦人・紳士服、宝飾・美術品が不振。梅田店は婦人・紳士服が不調だった。

東京店は全体で苦戦し、京都店は婦人・紳士服や高額品が不振だった。札幌店は食料品や婦人雑貨、美術宝飾品が牽引して、0.6%増となった。関係百貨店の博多大丸では、婦人・紳士服や高額商品が不調。下関大丸は、美術・宝飾品などが苦戦した。

松坂屋では、食料品廉売催事が好調だったが、クリアランスセールや高額商品が不調だった。名古屋店は、婦人・紳士服や高額商品が不振。上野店は衣料品や宝飾品が苦戦した。静岡店では、婦人・紳士服やラグジュアリーブランドが低調で、銀座店は衣料品や美術・宝飾品が不振だった。高槻店は、婦人服と婦人雑貨が苦戦した。

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