流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ノジマ/携帯販売など好調で売上高0.8%増、営業利益99.8%増

2009年05月12日 / 決算

ノジマが5月12日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は1388億8000万円(前年同期比0.8%増)、営業利益15億7800万円(99.8%増)、経常利益37億1700万円(19.7%増)、当期利益26億2400万円(前期は31億700万円の当期損失)となった。

携帯電話販売事業で当初計画の販売台数を達成したほか、eコマース事業でも販売戦略を見直し計画を達成した。売上高の計画どおりの進捗などで、売却したWAVEの売上高を補った。

店舗状況は、第2四半期までに不採算店舗である7店舗(旧真電店舗の4店舗を含む)を閉店し、第3四半期に大型ショッピングセンター内店舗のレイクタウン店、イーアスつくば店を出店したことで、収益が改善された。携帯販売事業は引き続き順調に推移し、eコマース事業も収益構造の黒字化が見えるまでに改善が進んだという。

店舗人件費は増加傾向にあるが、国内の不況を優秀な人材獲得のチャンスととらえ、積極的な採用を実施している。また、人件費を含む販売管理費はコントロール可能な費用でもあるとして、予実管理を的確に行った。

来期は積極的な出店などで売上高1450億円(4.4%増)、営業利益16億5000万円(4.5%増)、経常利益40億円(7.6%増)、当期利益28億円(6.7%増)の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧