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山陽百貨店/当期利益は損失から1億円利益に

2008年10月14日 / 決算

山陽百貨店が10月14日に発表した2009年2月期中間決算は、売上高113億100万円(前年比11.3%減)、経常利益1億2000万円(97.7%増)、当期利益は前年同期の4億7800万円の損失から一転し、1億600万円の利益となった。

百貨店事業では、新中期計画の柱となる「再生プログラム」を実行するため、約60のテーマを設定し、営業、外商、人事、総務、経理、グループ会社の部門ごとにプロジェクトを立ち上げ、営業力の強化と効率的な経費執行に取り組んだ。

食料品は、「姫路菓子博2008」への会場出展効果もあり、好調に推移し、一方で、天候不順の影響で、春物・初夏物衣料品の不振や買い控えにより、衣料品は厳しい状況となり、百貨店事業での売上高は112億7300万円(3.5%減)。

しかし、人件費の抑制と減価償却費、広告宣伝費の削減などによる業務費の減少で、営業利益は1億4700万円(68.3%増)と大幅に改善した。

通期の見通しでは、売上高は227億6000万円、経常利益は1億5700万円、当期利益は1億1000万円を見込んでいる。

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