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J.フロントリテイリング/6月の百貨店業売上高は8.8%減

2009年07月16日 / 月次

J.フロント リテイリング(2098年2月期売上高1兆966億9000万円)が7月16日に発表した6月度の連結営業報告によると、連結合計売上高は前年同期比11.0%減、百貨店業売上高は8.8%減、スーパーマーケット業は4.8%減、卸売業は27.3%減、その他事業も23.0%減と減少した。

百貨店事業は、お中元ギフトの早期受注が堅調で、売場特価など価格対応商品の強化展開で衣料品の動向に改善の兆しは見られたものの、日曜日が前年比で1日少なく、また高額品も不調だったことから大丸直営店は7.2%減、松坂屋直営店は7.7%減となった。大丸・松坂屋両百貨店の事業合計では既存店ベースで7.3減となった。

スーパーマーケット業は、ピーコックストアが「お客様感謝ウイーク」など販促強化をはかったものの、既存店の苦戦や閉鎖店舗の影響もあり4.8%減。地区別では首都圏が4.3%減、関西地区が6.1%減、中部地区が3.9%減だった。

その他、卸売業の大丸興業は、電子部品やホームセンター向け商材、農水産品を中心に苦戦し大幅減となった。

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