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J.フロントリテイリング/7月の百貨店1.5%減、SM3.6%減

2010年08月16日 / 決算

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が8月16日に発表した7月の連結売上は3.4%減だった。

セグメント別では、百貨店業は1.5%減、スーパーマーケット業は3.6%減、卸売業は17.5%減、その他事業は1.0%減だった。百貨店業は1月31日で営業終了した松坂屋岡崎店の影響を含むと2.1%減となる。

百貨店事業は、強化したヤング・ヤングアダルト向け婦人服・洋品のクリアランスが好調に推移、前月不調であったお中元ギフトの売上が7月に入って回復するなど好材料があったが、美術・宝飾品など高額品が不調であった。梅田店の大規模改装工事による影響などで、大丸松坂屋百貨店直営店は1.3%減、関係百貨店を加えた百貨店事業合計は、1.5%減となった。

スーパーマーケット事業のピーコックストアは、グランパーク田町店、自由が丘店、東小金井店や6月に改装した上池台店などが好調を維持したもが、常盤平店・茶山台店など計4店舗を閉店した影響で減収となった。地区別では、首都圏が2.6%減、関西地区が3.1%減、中部地区が8.9%減であった。

卸売業の大丸興業は、ホームセンター向け商材やアパレルなどが苦戦し、17.5%減となった。

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