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ハンズマン/売上高4.8%増、営業利益80%増

2009年08月11日 / 決算

ハンズマンが8月11日に発表した2009年6月期決算によると、売上高は207億3800万円(前年同期比4.8%増)、営業利益1億3900万円(79.5%増)、経常利益5億8900万円(1.8%増)、当期利益3億1100万円(9.8%減)となった。

ハンズマンでは2009年度から店舗改装課の要員を増員し、顧客の要望商品を迅速に売場に導入する体制を整備した。1店舗平均の商品取扱数は前年度比で約1万品目増加し15万品目となった。特に宮城県の1号店吉尾店では、13万品目から18品目に大幅に点数が増加し、大幅な増客に貢献した。全店の営業成績は売上高4.8%増、来客数5.1%増、客単価0.3%減。既存店の営業成績は売上高0.5%増、来客数1.6%減、客単価1.1%減。

部門別の売上高は、DIY用品が108億6500万円と4.7%増、家庭用品が66億600万円・4.5%増、カー・レジャー用品が32億6700万円・5.6%増となっている。

利益面では、販売費・一般管理費が吉尾店の開店費用を計上したが、全店で店舗作業員と作業内容を見直し、、折り込みチラシの配布エリアも見直した。広告宣伝費削減が開店費用を吸収し、経常利益が増益となった。一方、2号店加納店の家主が民事再生法適用を申請したため、敷金の一部が貸倒損失となり、2400万円の損失が発生した。

来期は売上213億円(2.7%増)、営業利益2億1900万円(58.0%増)、経常利益6億8100万円(15.6%増)、当期利益3億8100万円(22.7%増)を見込んでいる。

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