日本ショッピングセンター協会/25年上期10SC・下期7SCオープン、施設の複合化進む
2025年08月07日 13:50 / 店舗
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日本ショッピングセンター協会は8月6日、2025年上期(1~6月)オープンしたショッピングセンター(以下:SC)は10施設だったと発表した(速報値)。
上期の新規開業SC数としては、過去5年で最少となった。
平均店舗面積は2万352m2(23年上期は1万7102m2、24年上期は6625m2)、平均テナント数は82店舗だった。
約6割のSCが大都市に立地。前年と比較し、テナントは衣料品、その他物販が増加している。
菰田正信会長は同日開催された記者会見で、「新規開業は少なかったが、平均店舗面積は減っていない。SCの複合化、大型化、都心化が進んでいる」との見解を示した。
上期は、「minanoba相模原」(相模原市南区)、「グラングリーン大阪ショップ&レストラン南館」(大阪市北区)、「三井ショッピングパークららぽーと安城」(愛知県安城市)、「ONE FUKUOKA BLDG.」(福岡市中央区)、「イオンタウン松阪船江」(三重県松阪市)、「そよら長原駅前」(大阪市平野区)、「三井ショッピングパークららテラス川口」(埼玉県川口市)、「ゆめモール山陽」(岡山県赤磐市)、「三井ショッピングパークららテラス北綾瀬」(東京都足立区)がオープンした。
地域の生活利便性向上に貢献し、街づくりの核になるような施設や、多様な機能を持ち国内外から集客する大型施設が目立った。
下期は、9月3日「MARK IS 葛飾かなまち」(東京都葛飾区)、9月12日「ニュウマン高輪」(東京都港区)、10月3日「イオンモール須坂」(長野県須坂市)、11月「三井アウトレットパーク 岡崎」(愛知県岡崎市)、秋「イオンモール仙台上杉」(仙台市青葉区)、秋「まるひろ上尾SC」(埼玉県上尾市)、秋「そよら三条須頃」(新潟県三条市)が開業予定だ。
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