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さが美/ローコスト経営も当期損失5700万円

2009年10月02日 / 決算

さが美が10月2日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は180億1400万円(前年同期比27.2%減)、営業利益7400万円(前期は3800万円の営業損失)、経常利益8600万円(7100万円の経常損失)、当期損失5700万円(1億1400万円の当期損失)となった。

今年度は「成長に向けての基盤作りの年」と位置づけきもの事業の建て直し、ホームファッション事業の利益基盤の確立、内部統制の充実とコンプライアンスの徹底、ローコストへの継続的な取組を進めた。再建計画に沿って、赤字店の閉鎖、事業の撤退を進める一方で、積極的な施策も実施した。主力のきもの事業では顧客の維持、客数増を最重点課題として、全店で「きものお手入れ企画」を実施。店頭強化商品の集中販売に取組んだ。

アパレル事業では、帽子専門店のシャズボットを旗艦店の位置づけで渋谷にオープン。ホームファッション事業はブランド再構築計画を進め、採用の最小化、人事制度の変更、あらゆる経費の見直しと出店先の協力を得て賃料の減額を引き続き進めるなどローコスト経営に取組んでいる。

通期は売上高361億円(20.5%減)、営業利益2億8000万円(18.4%減)、経常利益2億5000万円(54.3%減)、当期利益4000万円(87.7%減)を見込んでいる。

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