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マックハウス/既存店苦戦で第2四半期の営業損失5億円に下方修正

2009年10月02日 / 決算

マックハウスは10月1日、7月8日に発表した2010年2月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。

修正後の予測値は第2四半期売上高が240億円(当初予測より5.9%減)、営業損失5億2700万円(1億円の営業利益を予測)、経常損失4億8800万円(2億500万円の経常利益)、当期損失7億5600万円(1億1500万円の当期利益)の下方修正となった。

通期は売上高509億8000万円(6.2%減)、営業利益1億3900万円(90.3%減)、経常利益3億1500万円(80.9%減)、当期損失9億4400万円(3500万円の当期利益)とやはり下方修正となった。修正の理由は、売上高が消費者の買い控えや節約志向による消費低迷傾向が強まり客数・客単価が伸び悩み、既存店舗売上高が13.6%減(既存店舗売上高前年同期比計画値10%減)と苦戦したため。販売費・一般管理費は予算を下回ったが、価格競争の激化に伴い売上総利益率が予算を下回り、売上総利益の減少分を補うには至らず、損失計上となる。

当期利益については、「固定資産の減損に係る会計基準」の適用により開店後2年以上経過の赤字店舗で、黒字化が困難と思われる店舗に減損処理を実施したため、減損損失3億7000万円を特別損失として計上するため損失となる。下期も、企業間の競合が益々激化し、生活防衛意識が更に高まり、上期以上に予断を許さない状況が続くとして修正した。

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