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イズミ/売上高1.8%減の2485億円、営業利益4.5%減

2009年10月07日 / 決算

イズミが10月7日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は2425億4500万円(前年同期比1.8%減)、営業利益98億1900万円(4.5%減)、経常利益94億円(6.8%減)、当期利益46億2100万円(2.1%減)となった。

第2四半期は、節約志向の高まりで強化を迫られている価格設定で、購買頻度の高い商材を更に低価格化したり、各種販促企画での価格訴求を強化するなど、メリハリのある価格設定に努めた。また、顧客がイズミに求める価値を捉え直し、歳時企画の強化や高付加価値商材の値頃価格での提供、フレンドリーな接客による固定客作りに努めた。さらに、商品ジャンルを超えた横断的な品揃えで売場の再編集を図った。

しかし生活防衛意識の高まりや天候不順による季節商材の需要低迷などで、数量・単価の両面で販売が低迷。総合小売事業の売上高は2276億1800万円(単体の既存店売上高前年比5.2%減)となった。その他事業は、カード事業会社のゆめカードのキャッシング収入が低迷した一方、クレジット手数料の増加に努めたことなどで売上高は32億5100万円となった。

コスト面では仕入原価の引き下げに努め、作業工程の見直しや社員の多能化、准社員の能力向上と主任登用を推進。一段のコスト削減を図った。期中での店舗の新設・閉鎖はなかった。

通期は売上高4930億円(1.5%減)、営業利益205億円(0.4%増)、経常利益193億円(1.7%減)、当期利益87億円(31.7%減)を見込んでいる。

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