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コーナン商事/売上高1.1%減、営業利益24.8%増

2010年04月12日 / 決算

コーナン商事が4月12日に発表した2010年2月期決算(非連結)によると、売上高は2820億6000万円(前年同期比1.1%減)、営業利益137億8400万円(24.8%増)、経常利益90億2400万円(15.3%増)、当期利益21億8900万円(33.0%減)となった。

東京都などにホームセンター7店舗を出店し、既存店の合理化のため1店舗を閉店。期末店舗数は224店舗(うちホームストックは53店舗)となった。

売上総利益率はプライベートブランド商品の販売拡大などで32.4%となり、1.1ポイント改善。売上高は減少したが売上総利益は913億300万円(2.4%増)となった。

販売費・一般管理費は4億9700万円減少し、営業利益は増益となったが、新規出店に伴い賃借料が2億1500万円(0.6%増)、減価償却費が2億9100万円(5.6%増)増加し、販売用品費などが1億9900万円(14.2%減)減少している。

経常利益率は0.5ポイント上昇したが、為替差損が11億1900万円増加したため伸び率は小幅だった。当期利益は棚卸資産評価損24億3500万円を計上したため減益となった。

来期はホームセンター6店舗とプロショップ1店舗を出店し、売上高2826億円(0.2%増)、営業利益144億円(4.5%増)、経常利益107億円(18.6%増)、当期利益49億円(123.8%増)を見込んでいる。

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