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イズミ/数量・単価の両面で販売が低迷、売上高1.1%減

2009年07月08日 / 決算

イズミが7月8日に発表した2010年2月期第1四半期決算は、売上高1211億4000万円(前年同期比1.1%減)、営業利益56億5200万円(8.2%減)、経常利益55億3400万円(6.7%減)、当期利益27億8800万円(7.7%減)となった。

顧客の節約志向の高まりを受けて、従来の価格水準、商品構成、販促企画などを全面的に見直した。価格訴求商品群の「くらし応援宣言」を拡充し、購買頻度の高い商品で皿に安さを打ち出すことで競争力向上を図った。

高付加価値型商品も顧客の値ごろ感が下方シフトに対応した新たな価値提案を模索しつつ、他社にない独自の品揃えで差別化を図った。しかし数量・単価の両面で販売が低迷し、総合小売事業売上高は1132億4400万円(4.7%減)となった。

カード事業の売上高は119億8400万円だった。

一方、コスト面の仕入原価引き下げに注力し、作業工程の見直しによる人的生産性の向上、水道光熱費の見直しなどでコスト削減を図った。同期の出店・閉店はなかった。

通期は売上高5060億円(1.1%増)、営業利益231億円(13.2%増)、経常利益216億円(10.0%増)、当期利益115億円(9.7%減)を見込んでいる。

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