流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





良品計画/10月の売上5.7%減

2009年11月04日 / 月次

良品計画(2009年2月期売上高:1637億円)が11月3日に発表した10月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比5.7%減、直営店既存店は5.1%減となった。

部門別では、直営既存店の衣服・雑貨は9.6%減、直営全店は0.8%減。直営既存店の生活雑貨は2.9%減、直営全店は6.6%増。直営既存店の食品は3.6%増、直営全店は5.2%増となった。

来客数は直営既存店が3.0%減、客単価が2.2%減。直営全店は来客数が7.0%増、客単価は2.6%減だった。

無印良品二子玉川など5店舗を出店した。

全体をみると、テレビCMをスタートさせたため、CM対象商品(アロマディフューザー、バスタオル、靴下)は伸長した。紳士、婦人ウェア、ファブリック、ファニチャーなどが苦戦した。衣服・雑貨では、価格を見直した靴下を中心に服飾雑貨が好調に推移。プロモーションで訴求した商材の動向は良かったが、紳士、婦人のウェアが苦戦した。

生活雑貨では、ヘルス&ビューティーやステーショナリーなどの小物商材は好調に推移した反面、ファブリックス、ファニチャーなど住空間の商材が苦戦した。気温が高く、布団やこたつ、湯たんぽなど季節商材も伸び悩んだ。食品では、菓子の新規商品「惣菜スナック」やカレーなど、TVで紹介された商品を中心に好調に推移した。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧