流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。

バルス／売上高4.9％減、営業利益35％減

2009年12月04日 ／ 決算

バルスが12月4日に発表した2010年1月期第3四半期決算によると、売上高は247億8100万円（前年同期比4.9％減）、営業利益13億5700万円（34.9％減）、経常利益13億6700万円（31.4％減）、当期利益4億7800万円（51.3％減）となった。

第3四半期のインテリア・雑貨小売販売事業は、ライフスタイルの各分野に精通する講師を招いた「Francfranc School」の開校やモバイルの活用などで、店頭と連動した立体的なコミュニケーション活動を実施した。

また、商品付加価値の向上のため商品開発基準の見直しや仕入原価の改善にも努めた。第3四半期は国内に3店舗を出店し期末店舗数は144店舗（うち海外4店舗）となった。

「Francfranc」は2店舗、「J-PERIOD」は1店舗を出店し、4月には「About a girl by Francfranc」を新宿マルイ本館店に移店した。

その一方、J-PERIODと「HERVE GAMBS」を1店舗ずつ閉店。ブランド別の店舗数はFrancfranc97店舗（うち海外3店舗）、Francfranc BAZAR19店舗、BALS TOKYO4店舗（うち海外1店舗）、About a girl by Francfranc15店舗、J-PERIOD4店舗、HERVE GAMBS2店舗、リアル・フリート運営のデザイン家電の直営小売店「amadana store」が3店舗となった。売上高は239億9800万円（6.0％減）、営業利益は12億1100万円（45.9％減）となった。

家電企画卸売販売事業では、携帯電話機（NTT docomo N-04A）、ポケットビデオカメラ「SAL」など、商品ラインナップを拡充。また、利益体質への改善を図るべく社内体制を再構築し、売上高は7億8300万円（47.0％増)、営業利益は1億5100万円（前期は営業損失9900万円）の大幅増となった。

通期は売上高343億8000万円（6.5％減）、営業利益23億4000万円（28.4％減）、経常利益23億4000万円（24.7％減）、当期利益10億円（39.5％減）を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧