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オーエムツーネットワーク/売上高4.2%減、営業利益11%増

2010年03月12日 / 決算

オーエムツーネットワークが3月12日に発表した2010年1月期決算によると、売上高は312億7300万円(前年同期比4.2%減)、営業利益12億2900万円(11.0%増)、経常利益13億5400万円(12.3%増)、当期利益4億6200万円(3.7%増)となった。

各事業の概況は、食肉等の小売業で6店舗を開店し、19店舗を閉店した。期末その結果当連結会計年度末の店舗数は食肉小売店舗127店、惣菜小売店舗25店の152店となった。主力会社のオーエムツーミートの売上は 閉鎖による店舗数の減少等から販売単価が低下し、これらの影響などから売上高は4.5%減となった。

また、店舗数の少ないミスタースタミナは小規模店舗の閉鎖が売上に与える影響がより大きく出ることから、売上高は10.6%減となった。

惣菜小売業のオーエムツーデリカは年度途中からの寄与で、売上高は前期比で微増にとどまった。食肉等の小売業の売上高は209億2500万円(4.8%減)、営業利益は競合店との競合激化等が影響し12億9700万円(7.9%減)となった。

食肉等の製造・加工業では、デリフレッシュフーズの拡販と原燃料価格の低下効果が夏以降顕著になり、売上高は58億7200万円(1.1%増)営業利益は2億8400万円(113.6%増)となった。

外食業では、外食焼肉店・しゃぶしゃぶ店をチェーン展開する焼肉の牛太が年度中に5店舗を開店し、4店舗を閉店した。期末店舗数は49店舗となり、売上高は前年度に実施した同社カットセンターの滞留在庫処分の売上効果がなかったこと、既存店の売上が振るわなかったことから44億7500万円(7.9%減)となった。

営業利益は経費節減効果と、会計上ののれんの償却2億8400万円を賦課した上で300万円(1400万円の改善)となった。

来期は売上高300億円(4.1%減)、営業利益10億円(18.7%減)、経常利益11億円(18.8%減)、当期利益は赤字店舗への減損損失が一段落すると見て4億7000万円(1.6%増)を見込んでいる。

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