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どん/決算書に「継続企業の前提に関する注記」を記載

2010年01月07日 / 経営

ステーキハウスのどんは、1月7日に発表した2010年2月期第3四半期決算短信(非連結)のなかで、「継続企業の前提に関する注記」を記載した。

昨年8月に発生した食中毒事故により13店舗が9月から営業停止の行政処分の影響を受け、営業損失5億2600万円、経常損失5億8200万円を計上。

さらに改善のため不採算店舗の閉鎖を決め、減損損失6億3500万円と店舗閉鎖損失引当金繰入額4億9400万円を計上したたため、四半期純損失が17億2500万円となり、第3四半期に14億3800万円の債務超過となっている。

継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しているため、表記したもので、この状況を解消するため、親会社の吉野家ホールディングスから計14億円の融資、第3四半期会計期間末で14億3800万円の債務超過の状態のため、増資なども含めた資本政策の検討をしている。

また、顧客満足度の追求、原価の低減、管理コストの削減、不採算店舗閉鎖などの対策をさらに進めている。

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