経産省/インドネシアで信用情報制度の整備促すセミナー
2013年03月01日 / 海外
経済産業省は、インドネシア中央銀行と共催で「日・インドネシア信用情報制度セミナー」を2月27日~28日にインドネシアで開催した。
経済成長著しいインドネシアにおいて、今後、日本企業がさらに進出するうえで重要となる、信用情報制度の必要性について、インドネシア政府や現地金融事業者の認識を高め、関連制度の整備を促すことが目的。
インドネシアでは、所得増加により耐久消費財の普及拡大が見込まれ、オートローン、クレジットカードなどの日本の販売金融事業者が多数進出。日系企業の製品の販売増加に貢献しており、今後の事業拡大が期待されるという。
しかし、現地では消費者の信用情報を扱う信用情報機関が未整備で、販売金融事業者が審査を行う際に多大なコストがかかり、大きな課題となっていた。