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さいか屋/当期利益97%減

2008年10月16日 / 決算

さいか屋が10月15日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高348億6100万円(前期比2.1%減)、営業利益は2億6100万円(52.9%減)、経常利益は1500万円(95.5%減)、当期利益は300万(97.0%減)と大幅な減収減益となった。

セグメント別の概況は、百貨店業で新規ブランド導入やリニューアルを実施。各店舗の売場をリニューアルし、ベビー用品売場やトラベルウェア売場などを導入した。また、業務効率化のため申込書や配送伝票を簡略化し、申込みデータを一元管理する新しいギフト受注システムに切り替えるなど、経費効率を向上させた。

しかし、効果があまり現れず、売上高は340億7100万円(2.2%減)、営業利益は2億4100万円(51.19%減)となった。金融業さいか屋AMカード取扱高、カードキャッシングとショッピングローン業務が伸び悩み、経費削減、資金の効率的運用に取り組んだが売上高は2億4500万円(8.9%減)、営業利益は700万円(73.3%減)と低迷。貨物運送取次業などその他の事業は、売上高13億5900万円(0.5%減)、営業利益1900万円(47.1%減)となった。

通期は婦人服売場リニューアル、新規に洋菓子売場を導入するなど集客力向上の売上増を目指すとともに、周辺業務の企業の充実化と、営業利益向上の体制作りに取り組む。

通期売上高は720億万円(1.1%減)、営業利益9億円(12.2%減)経常利益3億円(51.5%減)、当期利益1億3000万円(前期は9億7100万円の損失)を見込む。

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