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コーナン商事/2月期の売上高2%増の2851億円、営業利益13.3%増

2009年04月14日 / 決算

コーナン商事が4月13日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は2851億6900万円(前年同期比2.0%増)、営業利益110億4500万円(13.3%増)、経常利益78億2800万円(4.7%減)、当期利益32億6900万円(3.9%増)の増収増益となった。

同期はホームセンター3店舗(神奈川県、大阪府)を出店した他、既存店の合理化のため3店舗を閉店し、期末店舗数は218店舗(うちホームストック54店舗)となった。売上高は前期に出店した12店舗のフル稼働と新店の寄与で2.0%増加したものの既存店売上高は急激な景気後退を受け0.5%減となった。

商品部門別では台所用の金物・水道用品、ペット関連用品が伸びた反面、インテリア用品、収納用品などは伸び悩んだ。売上総利益の前期比伸率は5.0%と売上高伸率を3.0ポイント上回り、売上総利益率は31.3%で前期比0.9ポイント改善した。

販売費・一般管理費は41億8300万円増加し、900億1800万円(4.9%増)。新規出店に伴い賃借料が18億2200万円(5.2%増)増加したほか、人件費が8億6600万円(3.4%増)、水道光熱費が3億2000万円(9.1%増)、貸倒引当金繰入額が1億3200万円増加するなど各種負担も増加した。

次期はホームセンター7店舗の出店などで売上高2900億円(1.7%増)、営業利益117億円(5.9%増)、経常利益75億円(4.2%減)、当期利益17億円(48.0%減)の見通し。

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