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イオンモール/2月期は売上高4.0%増、営業利益2.5%増

2012年04月05日 / 決算

イオンモールが4月5日に発表した2012年2月期決算は、売上高1508億8600万円(前年同期比4.0%増)、営業利益406億5600万円(2.5%増)、経常利益390億4800万円(2.2%増)、当期利益203億5500万円(9.0%減)となった。

イオンモール甲府昭和(山梨県)、イオンモール大牟田(福岡県)を3月に計画通り開設した。9月には、活性化事業として、複合型施設「広島イーストビル」商業棟のサティ退店跡に広島段原SCを開設した。

既存9モールの大規模なリニューアルを実施。既存51モールの専門店売上は、3~4月度は震災後の消費抑制と一部モール休業の影響もあり、来店客数とともに前期実績を下回ったが、5月度以降は、来店客数が増加したことに加え、グループのモールに出店しているテナント約23,000店舗での統一セールも奏功し、来店客数は前期を上回って推移した。

既に出店が決まっている区画を除いた実質空床率(面積ベース)は、前年度末の0.40%から0.18%に改善した。

中国におけるモール・ビジネスでは、2008年11月に開設したイオン北京国際商城SC(北京市)のテナントの入替によるリニューアルを実施した。

天津市での物件開発に取り組み、2010年10月に開設したイオンモール天津TEDAに続く2号店として、イオンモール天津中北の開設準備を進めた。

アセアンでは、2014年にモール開設を予定しているカンボジアに加え、ベトナム、インドネシアでも、モールの早期開設に向けた取り組みを進めた。

来期は売上高1640億円(8.7%増)、営業利益435億円(7.0%増)、経常利益410億円(5.0%増)、当期利益230億円(13.0%増)の見通し。

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