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オオゼキ/通期売上高2.7%増、営業利益4.0%増

2009年04月08日 / 決算

東京・神奈川の食品スーパー、オオゼキが4月8日発表した2009年2月期業績によると、売上高は667億7900万円(前年同期比2.7%増)、営業利益51億7900万円(4.0%増)、経常利益53億2000万円(5.0%増)、当期利益31億3500万円(6.7%増)となった。

同業他社のディスカウント路線にむやみに対応するのではなく、基本理念である「お客様第一主義」を確認・徹底させた。月次売上高は年間を通じて前年同月比プラスで推移し、売上高は667億7900万円(前期比2.7%増)と、当初計画を12億62百万円上回った。

また主に精肉部門の粗利率向上により売上総利益率は前期実績より0.1ポイント改善した。一方、販売管理費は前期より2.6%増加(当初計画比2.1%増)し、営業利益、経常利益、当期純利益は、それぞれ51億7900万円(前期比4.0%増)、53億2000万円(前期比5.0%増)、31億3500万円(前期比6.7%増)と、いずれも当初計画を上回った。増収増益は20期連続。

次期の見通しは、商品営業部、店舗営業部、事業開発部を三本柱とする営業体制の見直しを行い、戦略的な事業成長に対する責任領域の明確化と人材の再配置を行う考え。

具体的には、生鮮を中心とした商品力の強化とともに、既存店は、より強い地域一番店に向けた店舗ごとのアクションプランを策定・実行する。中期的な成長基盤となる新規店舗の開発を精力的に進めるとともに、成長を担う人材の採用・育成に経営資源を投入する。

2010年2月期の業績見通しは、売上高693億7700万円(前期比3.9%増)、経常利益54億9400万円(3.3%増)、当期利益32億300万円(2.2%増)を見込んでいる。

新規店舗は、市川店の4月中旬開店のほか、第4四半期中の1店舗オープンを織り込んでいる。

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