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オンワードHD/売上高8.8%減、当期利益26億円

2010年01月08日 / 決算

オンワードホールディングスが1月8日に発表した2010年2月期第3四半期決算によると、売上高は1878億3700万円(前年同期比8.8%減)、営業利益63億7300万円(50.8%減)、経常利益68億7400万円(44.2%減)、当期利益26億8900万円(前期は96億9000万円の当期損失)となった。

事業別の動向は、アパレル関連事業の国内事業で、オンワード樫山が「価値価格」の実現に向け、基幹ブランドを中心に企画・生産から販売までの効率化に取組んだ。これが粗利益率の改善につながり、期間後半から売上高は回復基調に向かうなど成果が現れてきたものの累計期間としては前年を下回った。他のアパレル関連子会社でも売上高は減少したが、営業利益は増益を確保している。

海外事業では、欧州地区でラグジュアリー市場が依然厳しいため減収減益となった。アジアとその他の地区は売上高は減少したが、営業利益は増益。アパレル関連事業の売上高は1768億3700万円(8.5%減)、営業利益61億5300万円(51.1%減)だった。

サービス関連事業などのその他の事業は、経営効率の改善で増益となり、売上高は161億400万円(13.7%減)、営業利益4500万円(119.8%増)となった。

通期は売上高2476億円(5.1%減)、営業利益37億円(59.3%減)、経常利益52億円(17.3%減)、当期利益20億円を見込んでいる。

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