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グルメ杵屋/営業損失4億5200万円

2009年11月11日 / 決算

グルメ杵屋が11月11日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高215億5000万円(前年同期比4.5%減)、営業損失4億5200万円(前期は1億9300万円の営業利益)、経常損失4億3200万円(2億8300万円の経常利益)、当期損失11億6100万円(3億4900万円の当期損失)となった。

レストラン事業では、既存店の業績回復を柱に、新規出店を控え、業績不振店舗の改装と業態変更を推進した。3店舗の新規出店を行い、24店舗の退店を行った。店舗数は41都道府県に558店舗(別にケータリング3事業所)となった。

総店舗数の減少と既存店舗の売上の減少により減収になり、原材料価格の下落による原材料費率の改善や新規出店抑制による開店経費の減少など費用の節減に努めたが売上減少による固定費率の上昇から減益となった。

外商事業では、関西国際空港における機内食事業が長距離路線の減便などによる食数の減少、アサヒケータリングの冷凍機内食や介護食を含む業務用冷凍食品製造工場の新規事業における開業費負担により減収減益となった。

売上原価については、原価率が60.85%(前年同期は57.57%)と3.28ポイントの増加となった。主に前年同期には含まれていない大阪木津市場の水産物卸売事業が原価率の高いビジネスモデルであり、原価率の上昇を招いたことが要因。販売費・一般管理費については、販管費率が41.25%(前年同期は41.57%)と0.32ポイント減少。特別損失についは減損損失8億3200万円などにより10億円を計上している。

通期の業績予想は、売上高425億4300万円、営業損失8億1200万円、経常損失8億3500万円、当期損失17億6600万円となる見通し。

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