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ケーヨー/2009年2月期、売上高0.7%減、当期利益37.6%減

2009年04月07日 / 決算

ケーヨーが4月7日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は1897億7500万円(前年同期比0.7%減)、営業利益39億2800万円(0.9%増)、経常利益46億420万円(1.9%減)、当期利益23億7100万円(37.6%減)の減収減益となった。

同期は販売拠点の強化に取組み、東村山店、東鷲宮店、甲賀店の3店舗を出店。一方で、保木間店、塩尻店、狩場インター店の3店舗を閉店し、既存店舗の全面改装を12店舗で実施。既存店の活性化を図った。

販売動向では、DIY用品が改正消防法による火災警報器の設置義務化で、住宅用火災警報器の販売が年間を通して好調。また、窓ガラス用シートなどの省エネ用品、耐震用品などの防災用品も好調だった。そのほかは作業着、作業用品、レンガや物置・収納庫も好調に推移した。
 
園芸用品も全般的に好調で、用土、肥料や園芸資材などが前年同期を上回り、草花の苗や野菜の苗などの園芸植物の販売が伸長。キッチン用品では、鍋、フライパンなどの調理器具、まな板などの調理道具が好調で、弁当用品も好調に推移した。

家庭用品では、洗濯用品や清掃用品が好調に推移した。一方、インテリア用品は衣類収納、多目的棚などが低調。日用家電では、冷房用品は好調だったものの暖冬の影響で、暖房家電がシーズンを通して低調に推移。

レジャー用品では、トレーニング用品やカー用品が前年同期を下回る一方、ペットの健康への関心の高まりからヘルシー、ダイエット志向のペットフードが好調に推移した。また、ペットのトイレ用品や寝具などの室内用の飼育用品のほか、散歩関連用品や遊具など飼育用品全般が好調だったという。

次期は「デイツーオリジナル」と「なかよしくらぶ」のオリジナル商品の開発、既存店の全面改装を行うなどの施策を行うが、売上高1875億円(1.2%減)、営業利益38億円(3.3%減)、経常利益43億円(7.4%減)、当期利益18億円(24.1%減)と減収減益の見通し。

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