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コメリ/園芸・家庭用品牽引で売上高3.8%増、営業利益2.6%増

2009年07月28日 / 決算

コメリが7月28日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は784億円(前年同期比3.8%増)、営業利益60億6400万円(2.6%増)、経常利益58億3500万円(増減なし)、当期利益33億2700万円(5.2%増)となった。

出店状況は、栃木県矢板市に売場面積約1800坪のホームセンターを1店舗、ハードアンドグリーンを九州地区に7店舗など計21店舗、合計で22店舗を出店。並行してホームセンター1店舗を閉店し、期末店舗数はパワー12店舗、ホームセンター127店舗、ハードアンドグリーン831店舗の970店舗となった。また約180店舗の既存店改装を計画し、品揃えの充実を図る。第1四半期はパワー1店舗とホームセンター1店舗、ハードアンドグリーン34店舗の全面改装を実施し、来店客数や売上高も堅調に推移しているという。

商品部門別の売上状況では、金物・資材・建材分野が建設不況の影響で販売が低迷していたが、木材や資材・配管材など消耗材を中心に需要が回復。売上高は197億8400万円(3.5%増)となった。

園芸・農業用品分野は、春の園芸シーズンで順調な立ち上がりとなり、売上高は前年実績を大きく上回った。中でも肥料・農薬やガーデン用品が堅調に推移し、売上高は249億4700万円(8.8%増)となった。

家庭用品分野は「暮らし応援宣言」における買得商品の提案や、広告宣伝による価格訴求の効果で来店客数が増加し、売上高も堅調に推移。売上高は167億3100万円(9.8%増)となった。

オフィス・レジャー用品分野は、主力商品のペット用品は堅調だったが、カー用品、オフィス用品が低迷。売上高は109億2600万円(1.6%増)となった。

通期は売上高2815億円(1.4%増)、営業利益149億4000万円(1.5%増)、経常利益138億円(0.6%増)、当期利益66億円(2.8%増)を見込んでいる。

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