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いなげや/営業損失2700万円、経常利益77.8%減

2009年07月28日 / 決算

いなげやが7月28日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高574億300万円(前年同期比1.7%増)、営業損失2700万円(前期は2億6400万円の営業利益)、経常利益7600万円(77.8%減)、当期損失1億7200万円(2億7100万円の当期損失)となった。

事業別にみると、スーパーマーケット事業の売上高は485億4600万円(0.6%増)。価格引き下げによる客数確保は一定の効果があったが、買い上げ単価低下によって、既存店売上高は3.1%減だった。

販売面では、月曜日と火曜日に98円均一セールを実施。独自ポイントシステムの「アイエヌジー・ファンカード」を前年度下期から導入し、今年度中に全店導入を目指す。

設備投資では、ことし4月に武蔵野関前店(東京・武蔵野市)を新設、武蔵野桜堤店(東京・府中市)を閉鎖。スクラップアンドビルドとして府中浅間町店を新設した。期末の店舗数は128店舗となった。

ドラッグストアの売上高は84億6900万円(8.7%増)。調剤部門やヘルスケア商品、ビューティー商品などの品ぞろえの充実を図るとともに、改正薬事法を順守した営業体制の確立に努めた。5店舗を新設。期末の店舗数は89店舗となった。

通期の業績予想は、売上高2328億円、営業利益38億2000万円、経常利益41億円、当期利益18億円を見込んでいる。

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