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イオン/6月の連結売上高1.9%減

2009年07月28日 / 月次

イオンが7月28日に発表した6月の連結売上高は、4199億円と前年同月比1.9%減となった。

6月は1日にドラッグストア・調剤薬局連合のイオン・ウエルシア・ストアーズが、グループと専売商品の名称を「ハピコム」に変更した。また電子マネー「WAON」が2007年4月以来の累計発行枚数が1000万枚超となり、エコポイントの交換先として採用された。20日には、イオンがめぐりんサービス事務局、フェリカポケットマーケティングとの業務提携に基づき、「めぐりんWAON」の発行を開始。

6月末時点のWAON累計発行枚数は約1020万枚、6月1日~30日の月間決済総額は約390億円、月間利用件数は約2230万件と前年同月の3倍となった。決済平均単価は約1770円、利用可能店舗数は約2万8500店舗に拡大した。

販売面では梅雨対策、父の日、クールビズ関連商品の品揃えの充実や、お中元受注を強化した。また「WAON1000万枚突破記念セール」や、WAONの提携企業と協働したポイントプレゼントキャンペーンなどを実施した。

一方、価格競争力の高い「ベストプライスbyトップバリュ」の新商品や、購買頻度の高い商品につき「トップバリュ」など、衣・食・住全部門を対象に実施している価格引き下げが好評を得て、該当商品は好調に推移した。GMS事業は全体的に低調だったが、食品の売上は堅調に推移。SM事業、ディベロッパー事業は、前年を上回って推移した。

店舗状況では、GMSを1店舗開店する一方で1店舗を閉鎖。SMを6店舗開店し2店舗閉鎖したため、月末店舗数はGMS606店舗、SM1250店舗、SuC32店舗となった。

全店実績で前年実績超となったのはマックスバリュ東海(13.6%増)、マックスバリュ中部(3.2%増)、マックスバリュ西日本(4.1%増)、ミニストップ(0.8%増)。

このほかの全店実績は、イオンリテールが5.0%減、イオン北海道が6.7%減、イオン九州2.4%減、マイカル2.0%減。マックスバリュ北海道は0.1%減、イオンファンタジーは0.5%減と横ばいで推移。ブルーグラスは10.4%減、コックスは13.1%減となった。

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