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コーナン商事/新規店舗12店舗で増収増益、売上高2168億円

2009年01月14日 / 決算

コーナン商事が1月13日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は2168億300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益94億8400万円(23.6%増)、経常利益71億6200万円(8.0%増)、当期利益29億7500万円(28.9%増)の増収増益となった。

同期はホームセンター3店舗(神奈川県、大阪府)を出店し、既存店合理化のため3店舗を閉店。期末店舗数は218店舗(うちホームストックは54店舗)となった。売上高は前期出店した12店舗のフル稼働で増加したものという。また既存店売上高は夏場に持ち直したものの、その後伸び悩み結果的に0.2%増と横ばいで推移した。

商品別動向では台所用の金物・水道用品、薬品、ペット関連用品が伸びた反面、文具・事務用品、工具等は伸び悩んだ。売上総利益は7.3%増と売上高伸率を4.2ポイント上回り、売上総利益率は31.5%と1.2ポイント改善した。

販売費・一般管理費は38億4600万円増加し、人件費は7億1600万円(3.8%増)、水道光熱費が2億3100万円(8.6%増)、減価償却費が3億6600万円(10.8%増)増加した。さらに貸倒引当金繰入額が1億6600万円、租税公課が4億1000万円(29.3%増)増加している。

通期の業績予測は売上高2856億円(2.1%増)、営業利益115億円(18.0%増)、経常利益84億円(2.3%増)、当期利益36億円(14.4%増)となる見通し。

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