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サンデー/売上高7.3%減、当期損失1億1600万円

2010年04月06日 / 決算

サンデーが4月6日に発表した2010年2月期決算によると、売上高は492億4000万円(前年同期比7.3%減)、営業利益2200万円(前期は8億400万円の営業損失)、経常損失8000万円(9億900万円の営業損失)、当期損失1億1600万円(9億7800万円の当期損失)となった。

店舗数は昨年3月に岩手県に種市店を出店し、期末店舗数はサンデーのホームセンターを含む80店舗となった。

売上総利益高は、トップバリュ商品の拡販や定番棚割の見直しなどによる商品の値入れ率改善で、0.9ポイント粗利益率が改善したが、売上高の減少で計画を下回った。

販売費・一般管理費は人件費、販売促進費などのコントロールで、前期より12億9600万円を削減した。部門別売上の状況では、DIY用品が油性ペイントなどの塗料部門は好調だったものの、新設住宅着工戸数の減少で建築資材、建築金物などが影響を受け、売上高は80億900万円(15.3%減)となった。

家庭用品は、日用品部門がインフルエンザ対策商品や安さの取組などで好調だったが、電化製品、インテリアなどは天候の影響を受け、売上高は217億2400万円(10.3%減)となった。

カー・レジャー用品は、自転車整備士によるサイクル修理サービスが顧客の支持を得たほか、園芸資材が好調でグループ全体を牽引し、売上高は178億4600円(0.7%増)となった。

来期は電話注文宅配サービス「サンコちゃん配達」の配送料金を引き下げ、ホームページのネット販売を簡素化し、送料の値下げを実施。在庫削減の推進と設備投資の抑制、商品管理の強化で売価変更とロスの削減に取組む。

業績は売上高482億円(2.1%減)、営業利益3億6000万円、経常利益2億2000万円、当期利益1億4000万円を見込んでいる。

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