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サンデー/3-11月は販管費コントロールで営業利益計上

2010年12月25日 / 決算

サンデーが12月24日に発表した2011年2月期第3四半期決算によると、売上高は356億3500万円(前期比5.3%減)、営業利益1億5200万円(前期は600万円の営業損失)、経常損失1200万円(前期は8600万円の経常損失)、当期損失6600万円(1億4900万円の当期利益)となった。
客数が既存4.7%減と昨年を下回ったことにより、既存店売上高は4.2%減となったが、一品単価は0.1%増、一人当たり買い上げ点数は0.3%増となり、客単価は0.4%増だった。
販売計画に基づいた発注ミーティングの実施や、一品一品の在庫量の見直しや店舗間の商品振替システムの活用により、在庫削減が計画以上に進んでおり、作業効率の改善や商品管理レベルの向上による棚卸ロスの削減に効果が出た。
グループの店舗数はサンデーのホームセンター46店舗、イオンスーパーセンターへのコンセッショナリー参画15店舗、子会社のジョイ19店舗で合計80店舗。店舗の活性化で、サンデー7店舗、ジョイ5店舗を改装した。
売上総利益高は、売上高減少により計画を下回ったが、「トップバリュ」商品拡販や定番棚割りの見直しなどにより、0.6ポイントの荒利益率改善ができた。
販売費及び一般管理費は、人件費・販売促進費・設備費・一般費ともに徹底したコントロールで4億6400万円の削減となった。
通期は売上高482億円(2.1%減)、営業利益3億6000万円、経常利益2億2000万円、当期利益1億4000万円の見通し。 

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