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サンデー/第1四半期の売上高6.9%減、当期損失5200万円

2009年07月02日 / 決算

サンデーが7月2日発表した2010年2月期第1四半期業績によると、売上高128億6800万円(前年同期比6.9%減)、営業損失7400万円(前期は9200万円の営業損失)、経常損失1億800万円(1億2300万円の経常損失)、当期損失5200万円(1億2200万円の当期損失)となった。

イオンのプライベートブランド「トップバリュ」商品の拡販や、特価「とびきり価格」の特集を組むなどの低価格への取り組みに注力した。マイカード会員への取り組みとして、お客さま感謝デーの販促強化や、月1回の「ビッグサンデー」企画を導入。客数は既存昨年比95.1%となる一方、買い上げ点数と一品単価は5月度が100%を超え回復傾向となった。

在庫は、店舗規模別品ぞろえや新システムの活用により、既存比92.6%(単体)と計画通りの削減を進めている。生花の鮮度管理などの徹底により値下げ・廃棄処理が0.4ポイント(単体)改善した。

「安全・安心」の高まりにより家庭菜園用の野菜苗、肥料、用土などの園芸用品や、健康・エコブームにのった自転車などの取り組み強化により、園芸資材、日用品、サイクル、ペット用品、家庭雑貨、塗料、作業衣料の部門は好調に推移した。

新規出店については、3月に小商圏型店舗として4店舗目の種市店を出店し、2月には、ホームシティ盛岡南店を閉鎖した。グループの店舗数は、サンデーのホームセンター46店舗、
イオンスーパーセンターへのコンセッショナリー参画15店舗、子会社のジョイ19店舗で合計80店舗となった。

売上総利益高は、トップバリュ商品拡販や共同仕入れ商品の値入改善、定番棚割りの見直しなどにより0.4ポイントの荒利益率改善を実現。販売費・一般管理費では、人件費・販促費・設備費・一般費ともに徹底したコントロールで計画を下回ることができた。特に販促費は、店舗規模別販促計画に基づき、昨年比77.2%(単体)まで削減した。

通期の業績予想は、売上高513億円、営業利益1億7200万円、経常利益1億1200万円、当期利益8400万円の見通し。

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