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サークルKサンクス/売上高8.5%減、営業利益32.4%減

2010年01月03日 / 決算

サークルKサンクスが2009年12月29日に発表した2010年2月期第3四半期の業績は、売上高1497億6500万円(前年同期比8.5%減)、営業利益135億3300万円(32.4%減)、経常利益131億1600万円(34.4%減)、当期利益52億8800万円(43.7%減)となった。

営業利益は、経費節減により販売費と一般管理費が大幅に計画を下回ったものの、昨年までの大型システム投資に伴う減価償却費の費用増加を補えなかった。

コンビニエンスストア事業は、冷夏により売上不振となった7~8月以降も消費低迷や低価格志向、異業種との競争激化などにより、ファーストフードやデイリーフーズ、飲料、加工食品など広範な商品カテゴリーにおいて売上低迷が続いた。

既存店売上前年比(単体ベース)は5.0%減となり、コンビニエンスストア事業における連結子会社5社を合わせたチェーン全店売上高は6,905億1400万円(3.5%減)。

商品の平均値入率(単体ベース)は、ファーストフードなど比較的値入率の高いカテゴリーの売上
が低下する一方、低値入商品であるチケットなどのサービス商材の売上が増加しその販売構成比が伸長したことから、前年同期実績を0.57%ポイント下回る27.73%となった。

店舗開発面では、「ベンチャー社員制度」や「複数店経営優遇制度」を活用して加盟候補者の安定的確保に取り組んだほか、店舗の質、採算性を重視した店舗開発により店舗数純増を目指し、出店数は228店舗、前期末比30店舗純増の5293店舗、エリアフランチャイザーを含むグループの合計店舗数は6271店舗。

通期は売上高1999億8000万円(6.3%減)、営業利益162億9000万円(29.2%減)、経常利益155億円(31.3%減)、当期利益62億円(34.3%減)を見込んでいる。

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