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エコス/通期売上高4.1%減、経常利益11.6%減

2009年04月15日 / 決算

エコスが4月15日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は1180億1600万円(前年同期比4.1%減)、営業利益6億2000万円(11.2%減)、経常利益5億5000万円(11.6%減)、当期利益3億3800万円(931.4%増)の減収減益となった。

同期のドミナント戦略は、昨年8月に静岡エリアのグループ企業、シーズンセレクト(浜松市)の全14店舗を株式譲渡し、10月にはマスダ(茨城県常総市)とやまうち(茨城県石岡市)の合併を実施して経営の合理化に取組んだ。店舗面ではエコス境SC店などグループ合計で6店舗を新設し、収益力改善のため5店舗を閉鎖。8店舗の改装を実施した。

販売面では、エコス10周年記念お客様感謝セールとして「厳選100選商品」と銘打った割安感のある商品を投入。加盟しているニチリウグループ(日本流通産業)のプライベートブランド商品「くらしモア」の拡販などの販売活動を推進した。しかし、近隣競合とのチラシ攻勢による客数の争奪戦などで、売上高が前年を下回ったため経費率はやや高い水準で推移した。

次期は商品力改善と店舗運営力の強化などで売上高1121億2000万円(5.0%減)、営業利益10億円(61.1%増)、経常利益9億3000万円(69.0%増)、当期利益3億5000万円(3.3%増)の見通し。

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