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ヒマラヤ/店舗のスクラップ&ビルドなどで売上高15.1%増

2008年10月01日 / 決算

スポーツ用品販売のヒマラヤが9月30日に発表した2008年8月期決算によると、同期の売上高は431億7400万円(前期比15.1%増)、営業利益は16億2100万円(76.7%増)、経常利益15億9700万円(69.6%増)、当期利益は3億4200万円(12.5%減)と営業・経常利益が特に改善した内容となった。

同期は、新規出店・増床を進める一方採算性の低い店舗の再生・退店・移転を実施。これにより店舗は10店舗を出店し3店舗を閉店。全国79店舗、売場面積16万6059㎡となった。商品別の動向ではゴルフウエアやトレーニングウエアなど衣類の販売が好調で、ゴルフクラブのルール改正が追い風となり買い替え需要が高まった。また、野球・サッカーなどの一般スポーツ用品・キャンプ用品なども好調に推移した。

利益面では、ウインタースポーツ用品やゴルフ用品、衣料類の粗利益率の改善と広告宣伝費など諸経費の削減に努めた結果、営業利益が61.8%増加。一方、子会社のeSPORTSは、過剰在庫の消化に努めたものの、粗利益率の低下に経費削減効果が追いつかず当期損失2億8500万円を計上した。このeSPORTSの事業譲渡で当期利益に特別損失3500万円、子会社整理損失引当金3億5000万円を始めとした特別損失6億300万円を計上したため、12.5%減となった。

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