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ベルク/通期売上高9.2%増の991億円

2009年04月09日 / 決算

ベルクが4月9日発表した2009年2月期連結業績によると、売上高991億9400万円(9.2%増)、営業利益41億3400万円(1.2%増)、経常利益42億9600万円(1.8%増)、当期利益22億6200万円(0.3%増)となった。

販売促進強化策である「恒例99円均一企画」の充実・拡大、プライベートブランド商品「トップバリュ」の取扱品目の拡大、低価格商品の導入を図り、一品単価を抑えた価格政策を実施した。

顧客サービスの向上の取り組みでは、クレジットカードによるレジ精算の導入店舗を37店舗に拡大。「セルフレジ」を4店舗導入した。

店舗展開は、2008年6月埼玉県幸手市に「幸手北店」、7月埼玉県児玉郡上里町に「上里SC店」、10月埼玉県北葛飾郡鷲宮町に「ベスタ東鷲宮店」、11月群馬県伊勢崎市に「伊勢崎スマーク店」の4店舗を新設し、当連結会計年度における店舗数は、1都3県において58店舗となった。既存店については、競争力の強化と標準化の推進のため、3店舗の改装を実施した。

連結子会社ホームデリカは、原材料費・水道光熱費などの高騰により経費負担が増大したが、取扱品目の改廃、労務管理の徹底を図り、店舗作業の軽減に寄与した。ジョイテックは、備品、資材などの原価率の引き下げにより荒利益率の改善を図った。

次期の見通しは、ことし6月に創業50周年を迎えるにあたり、全店で創業50周年キャンペーンを積極的に展開する。店舗運営については、LSP(作業割当システム)の定着化を推進し、適正な人員配置を図り、効率的なチェーンオペレーションを目指す。

店舗展開は、ことし3月埼玉県川口市に「川口差間店」を新規出店した。7月に群馬県邑楽郡大泉町に「ベスタ大泉店」、9月埼玉県所沢市に「東所沢店」、11月埼玉県さいたま市に「さいたま宮原店」の合計4店舗を新規出店する計画だ。

連結子会社では、ホームデリカは、「製造小売業」へ進化させるために、自社開発商品の製造・管理体制を充実させ、ホームデリカでの集中作業やきめ細かい商品供給により、店舗作業の軽減と利益貢献を図る。ジョイテックは、備品、消耗品・販売用資材の供給や清掃業務など、サービス業務強化に取り組む。

次期の通期業績見通しは、売上高1055億3200万円(6.4%増)、営業収入を含む売上高1096億6600万円(6.4%増)、営業利益43億4200万円(5.0%増)、経常利益44億8300万円(4.3%増)、当期利益23億7500万円(5.0%増)を見込んでいる。

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