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マックスバリュ中部/集客イベント効果などで売上高1151億9100万円

2009年03月17日 / 決算

マックスバリュ中部が3月17日に発表した2009年1月期決算の業績は、売上高は1151億9100万円、営業利益20億6100万円、経常利益21億6500万円、当期利益6億2000万円となった。

イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」商品の拡販、生活必需品の価格を引き下げる企画「がんばろう日本!とことん価格」や「がんばろう日本!マックスバリュお買物ギフト券」などのイベントを実施した。

また、ディスカウント食品スーパーマーケット「バリューセンター」も5店舗に拡大。食の安全・安心の高まりに対応し、健康的な食生活の提案や食事バランスを考慮した弁当・惣菜の販売などの食育企画にも取り組んだ。

6月にオープンデータベースマーチャンダイジングシステムを導入し、来店客のニーズに合った品揃えと商品補充プロセスの再構築による欠品改善、発注作業や補充作業の削減など効率的なオペレーション体制の構築にも注力している。これらを担う人材の確保と育成、パート社員の正社員登用などに取り組み、売場づくりや店舗作業の基礎的な技術をまとめた「お店の教科書」を作成。効率的な作業の改善に努めた。

店舗状況では、4月にマックスバリュ郷津店(三重県松阪市)、6月に多気クリスタルタウンショッピングセンター内にマックスバリュ多気店(三重県多気郡多気町)、10月にマックスバリュ垂井店(岐阜県不破郡垂井町)、11月にマックスバリュ鈴鹿住吉店(三重県鈴鹿市)、マックスバリュ金剛坂店(三重県多気郡明和町)を出店。店舗の改廃などで7店舗を閉店し、期末店舗数は87店舗体制となった。連結子会社のデリカ食品は、グループメリットの追求を目指し、一次加工品の供給拡大などで競争力強化に寄与している。

来期はグループ力を生かした商品調達、トップバリュブランドの拡販などで売上高1185億円(2.9%増)、営業利益20億1000万円(2.5%減)、経常利益20億円(7.6%減)、当期利益5億円(19.4%減)と減益に転じる見込み。

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