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ヤオコー/100店舗記念セールなどで増収増益、売上高1588億円

2009年02月01日 / 決算

ヤオコーが1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は1588億5600万円(前年同期比4.6%増)、営業利益70億5200万円(12.1%増)、経常利益71億1100万円(13.4%増)、当期利益41億8400万円(18.1%増)の増収増益となった。

同期は、スーパーマーケット事業部門で販売計画の充実、顧客目線での商品開発など5項目を目標に掲げたほか、購買頻度の高い商品を中心に販促活動を強化した。また、100店舗記念セールを2回に分け実施した。商品面では、青果の物流の見直しやオーストラリアビーフのブランド化、プライベートブランド商品の新規投入などに取り組んだ。

出退店状況では、千葉県、埼玉県、群馬県に1店舗ずつを開店し、9店舗で改装を実施。これで期末店舗数は計100店舗となった。売上高は1485億6800万円(6.6%増)、営業利益は67億1300万円(13.5%増)となった。

このほか、カルチャー部門のワイシーシーは9月末に全株式をブックオフに譲渡。同部門の売上高は42億7200万円、営業利益は1億円だった。調剤薬局事業部門のアポックは、売上高56億9200万円(6.3%増)、営業利益は2億4000万円(26.8%減)と薬価改定の影響を受けた。会員制宅配事業部門のフレッシュヤオコーの成績は、売上高3億2400万円(21.4%減)、営業損失200万円。今後の事業環境の好転が見込めないことから12月30日に解散している。

通期の業績予測は売上高2092億円(3.4%増)、営業利益80億5000万円(3.0%増)、経常利益80億円(2.5%増)、当期利益43億6000万円(3.1%増)と引き続き増収増益の見通し。

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