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ヤマザワ/3月期売上高0.2%増、当期利益47.7%減

2009年05月13日 / 決算

ヤマザワが5月13日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は911億7800万円(前年同期比0.2%増)、営業利益22億3100万円(22.4%減)、経常利益22億6800万円(21.8%減)、当期利益7億8900万円(47.7%減)の増収減益となった。

月間のセール「生活応援セール」や、「月のはじめの元気市」などのイベントを開催。加えて8のつく日の「ヤマザワハッピーDay」など新企画も開始した。商品面では、地産地消推進のため、地場野菜コーナーを拡大したほか、山形牛の市場直接買い付けなども実施。地元商品の販売拡大に努めた。

環境配慮活動は、昨年7月から順次各店舗でレジ袋の無料配布を中止を着手し、対象店舗を56店舗に拡大した。このほか、北町店にセルフレジを初導入し、宮城県内の3店舗で来店客との意見交換会を実施した。

期中の店舗状況は、ドラッグ併設店舗を昨年11月-今年2月にかけて2店舗開設。9月に1店舗をスクラップ・アンド・ビルドで開店し、期末店舗数は山形県内43店舗、宮城県内17店舗の計60店舗となった。また山形県の6店舗を既存店活性化のため改装した。

連結子会社の状況は、ヤマザワ薬品が調剤部門の好調で増収となったが、薬価改定の影響などで減益。サンコー食品は、豆腐や面などの販売が好調で増収増益となった。

来期は山形県に2店舗、宮城県に1店舗の出店などで売上高915億円(0.4%増)、営業利益23億円(3.1%増)、経常利益23億円(1.4%増)、当期利益10億円(26.6%増)の見通し。

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