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ヤマザワ/売上高は前年並み確保、696億円

2009年02月01日 / 決算

ヤマザワが1月30日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は696億5600万円(前年同期比で増減なし)、営業利益19億1100万円(20.3%減)、経常利益19億3100万円(19.6%減)、当期利益7億5700万円(38.7%減)の減益となった。

同期は、生活応援セール、月のはじめの元気市などを開催したほか、商品値上げに対し「価格凍結」などの販売強化策を実施。並行して、地産地消推進のため地場野菜コーナーの店舗拡大、山形牛の直接買い付けを実施した。また、7月1日からレジ袋配布を中止し、山形市内ほか計39店舗で無料配布を中止した。

一方、山形市内の店舗に初めてセルフレジを導入。サービス向上と店舗運営コスト削減を図った。出退店状況では11月28日に1店舗を開店。5店舗で改装を実施したほか、新築移転のため1店舗を一時閉店した。これで期末店舗数は山形市内43店舗・宮城県内17店舗の計60店舗体制となった。連結子会社のヤマザワ薬品は、薬価改定の影響などで減収減益、惣菜の製造販売などを行うサンコー食品は、利益率向上で増収増益となった。

通期の業績予測は売上高920億円(1.1%増)、営業利益23億円(20.0%減)、経常利益23億円(20.7%減)、当期利益10億円(33.7%減)と増収減益の見通し。

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