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ユニー/2009年2月期第3四半期、総合小売、コンビニで当期利益50億円確保

2009年01月04日 / 決算

ユニーが2008年12月29日に発表した2009年2月期第3四半期の業績は、売上高は8837億3100万円(前年同期比1.3%減)、営業利益292億6200万円(18.8%増)の、経常利益282億4700万円(24.4%増)、当期利益は50億4500万円(前期は30億3300万円の当期損失)と大幅な増益となった。

総合小売業は、ユニーがユーストアとの合併で、下期よりユーストアの数値も加わり、増収増益となった。既存店売上高が前年同期比2.5%減(旧ユニーの店舗のみ)。商品部門別では衣料が8.0%減、住居関連が3.9%減、食品が0.3%減でした。売上高5443億8600万円(4.3%増)。

営業総利益は1551億8300万円(5.1%増)となったが、営業費1486億5600万円(5.2%増)となり、営業利益65億2600万円(1.4%増)、経常利益83億4000万円(3.0%増)、当期利益は合併による特別利益により大幅に増加し、261億1600万円となった。

コンビニエンスストアの売上高は1635億700万円(4.1%増)となり、既存店売上高(単体)は前年同期比3.8%増。taspo(タスポ)カードの導入によるたばこの売上増加や、調理麺やパン、デザートなどの主力オリジナル商品の売上が伸長した。

この結果、営業利益200億1900万円(18.3%増)、経常利益は解約損害金の減少もあり199億6900万円(23.2%増)、当期利益93億8000万円(17.4%増)となった。

専門店は、パレモの売上高が245億500万円(0.4%減)で荒利率は改善したが営業費の増加により、営業利益1億9500万円(69.3%減)、経常利益2億2800万円(64.5%減)、当期損失7900万円を計上した(前年は1億8200万円の当期利益)。

鈴丹の売上高142億8000万円(6.2%減)、荒利率は前年同期比2.1%改善し、営業費は前年より3.9%減少し、営業利益は1億200万円(前年は1700万円の営業損失)、経常利益も前年に比べ大幅に改善し1億600万円、当期利益は1700万円(前年は9300万円の四半期純損失)となった。

さが美の売上高は、344億7200万円(16.7%減)、荒利率は1.4%低下したが、営業費は前年を大幅に下回り、営業損失4億3400万円(前年同期で27億5800万円の改善)、経常損失5億2900万円(前年同期で26億1400万円の改善)、当期損失は7億8200万円(前年同期で82億4100万円の改善)になり、前期に比べ赤字を大幅に縮小した。

金融のUCSは、会員数は前期末比約16万人増加し330万人となり、売上高145億2800万円(0.2%増)となったが、貸倒引当金繰入額や利息返還損失引当金繰入額の増加により営業利益18億7700万円(10.9%減)、経常利益18億8300万円(10.9%減)、当期利益11億3200万円(18.3%減)となった。

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