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中央物産/化粧品関連など好調で経常利益2.8倍

2009年02月09日 / 決算

中央物産が2月9日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は1031億9600万円(前年同期比9.1%増)、営業利益2億5700万円(前期は4200万円の営業損失)、経常利益7億7400万円(179.4%増)、当期利益2億9400万円(96.5%減)の増収増益となった。

同期は海外ブランドの国内流通に着目し、衣料用洗剤カテゴリーに新たな消費者ニーズを創造した。子会社でメーカー事業を展開するシービックの制汗剤など、化粧品カテゴリーの商品が好調だった。

今後の主力物流拠点として、埼玉県に延床面積約8000坪の久喜ロジスティクスセンター(仮称)を今夏稼働予定で建設中で、物流効率化と消費者ニーズに適合した店頭への供給力を増強する。さらに「物流事業のローコスト化と収益源化」を推進すべく医薬品卸との物流受託に向け、検討を進めているという。

通期の業績予測は売上高1300億円(6.1%増)、営業利益1億5000万円(217.2%増)、経常利益7億円(95.3%増)、当期利益3億5000万円(94.7%減)と大幅減益が継続する見通し。

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