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中央物産/関東圏で小売業の物流受託本格化、当期利益115%増

2008年11月11日 / 決算

中央物産が11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は674億600万円(前年同月比12.1%増)、営業利益は5900万円(1.7%増)、経常利益は4億3800万円(68.4%増)、当期利益は2億3100万円(115.8%増)と増収増益となった。

サプライチェーンの全体最適化を通じて収益拡大を図るとともに、3ヵ年の経営方針として、「生産性の向上やコスト削減による収益構造の改革」「M&Aを柱とした成長戦略」「物流事業のローコスト化と収益源化」などの5つの方針を新たに掲げた。

また、ことし4月1日には家庭紙卸事業を展開する五色屋をM&Aによって完全子会社化した。
さらに、大手小売業を対象に関東圏での物流受託を本格的に稼動させ、「供給の最適化」を図りながら収益の増加に努めた。

セグメント別の状況をみると、日用品雑貨事業の売上高は669億2200万円、営業利益は1億4200万円で、物流受託事業の売上高は4億8300万円、営業損失は900万円。

通期の見通しでは、売上高は1300億円、営業利益は1億5000万円、経常利益は7億円、当期利益は3億5000万円を見込んでいる。

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