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伊藤忠食品/コストマネジメントの推進で営業利益8.6%増

2010年02月10日 / 決算

伊藤忠食品が2月10日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は1656億6300万円(前年同期比2.8%減)、営業利益26億3200万円(8.6%増)、経常利益27億4300万円(11.8%増)、当期利益12億600万円(33.8%減)となった。

第3四半期は、スーパーなど組織小売業との取引拡大を進めたものの、前期の卸売子会社の売却、酒類卸売業との取引減少とギフト商戦の苦戦などで売上高は減収となった。

営業利益は、売上高が減少し売上総利益も減少したものの、売上総利益率の改善、コストマネジメントの推進と前期に開設した一括物流センターの収益改善などで増益となった。

当期利益は、投資有価証券の減損などによる特別損失と、前期の投資有価証券売却による特別利益を計上したため減益となった。

通期は売上高6140億円(1.3%減)、営業利益54億7000万円(10.5%増)、経常利益60億円(17.6%増)、当期利益32億6000万円(9.1%減)を見込んでいる。

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