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元気寿司／営業利益14.6％増、経常利益14.8％減

2009年07月30日 ／ 決算

元気寿司が7月30日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高66億2600万円（前年同期比6.9％減）、営業利益1億700万円（14.6％増）、経常利益1億3100万円（14.8％減）、当期利益8200万円（115.1％増）となった。

店舗展開については、安定した収益確保のため、出店を厳選して行った。新潟の「廻鮮日本海」の店舗譲受による取得を含め、新設店5店舗を出店し、一方で、不採算店など3店舗を退店した。総店舗数は208店舗となった。改装については、5店舗で実施した。

客数減少に歯止めをかけるため、接客サービスレベルの向上に取り組むとともに、価格帯や商品構成の見直しにより客単価の引き下げを行った。あらゆる経費の見直しに取り組んで損益分岐点の切り下げに努めた。

商品面については、定番商品を絞り込みフェア商品・スポット商品を多く採用し、商品のバリエーションを増やすなど、飽きさせないメニュー構成とし他社との差別化を図った。

海外子会社展開は、親会社からの支援強化や従業員の日本での研修により組織力の強化を図るとともに積極出店に向けて物件の選定を行った。海外フランチャイズ展開については、フランチャイズ先との良好な関係維持と新規出店の促進を図るため、派遣指導などを充実するとともに、季節メニューの紹介や食材の販売強化に取り組んだ。インドネシアでの出店を果たした。

通期の業績予想は、売上高281億3000万円、営業利益5億7000万円、経常利益7億1000万円、当期利益2億7000万円を見込んでいる。

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