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大塚家具/リビング家具などが苦戦、当期利益65%減

2008年10月28日 / 決算

大塚家具が10月28日に発表した2008年12月期第3四半期決算によると、売上高は501億6400万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は11億4500万円(68.0%減)、経常利益は12億9200万円(64.8%減)、当期利益は7億5300万円(65.0%減)と減収減益となった。

減益の主な要因は、売上高の減少で売上総利益が前年同期比26億7500万円減の265億万円(9.2%減)となったため。販売費と一般管理費は賃借料などの固定的費用を除く経費の抑制で2億3600万円減の253億5400万円(0.9%減)とったが、売上総利益の減少を補うことはできなかった。

当期利益は、主に投資有価証券売却益1億6000万円を特別利益として、投資有価証券評価損1億3200万円を特別損失として計上し、前年同期比65.0%減。

6月から既存顧客向け情報誌を創刊したが、新築家具需要の主力アイテムであるリビング家具(応接・リビングボード)が157億8900万円(10.6%減)、ダイニング家具が97億6200万円(8.3%減)と減少した。

通期の見通しでは、8月20日に発表した業績予想を下方修正し、修正後の業績予測では売上高は674億300万円(前回予想比4.3%減)、営業利益は17億円(33.3%減)、経常利益は18億6200万円(31.0%減)、当期利益は5億4200万円(64.1%減)。

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